海の生物をテーマにした越前和紙製のペーパークラフト展が福井県福井市中央1丁目のふくい工芸舎で開かれている。「海中楽園」と題し、ペーパークラフトモデラーの内藤秀信さん=同市=が2カ月ほどかけて制作した作品約100点を展示している。9月2日まで。
型紙は敦賀市のイラストレーター、時里嶺さんがデザイン。天井につるされたハマチやイルカ、イトマキエイなど、質感あふれる作品が海中の雰囲気を演出している。会場にはプラスチック段ボールで作られた潜水艦も設置。潜望鏡や窓から作品を眺めると、まるで海中にいる気分を味わえる。内藤さんは「子どもの夏休みの課題の参考になれば」と話している。