金沢城公園、玉泉院丸庭園、兼六園を同時にライトアップする「金沢城・兼六園四季物語夏の段」(北國新聞社後援)は10日から始まる。9日は兼六園でリハーサルが行われ、行灯(あんどん)のほのかな明かりが園内を照らした。
金沢城公園は石川門、河北門、橋爪門の金沢城三御(ご)門(もん)などが荘厳な雰囲気に照らされ、玉泉院丸庭園は「夏」と「祭り」をイメージしたライトアップを楽しめる。兼六園は徽軫灯籠(ことじとうろう)や唐崎松などの名木に加え、曲水や噴水を照らし、涼を感じられる空間を演出する。
12日までの午後6時半~9時に実施される。兼六園では11日にミニコンサートが開かれ、玉泉院丸庭園では10、11日にオーケストラアンサンブル金沢による弦楽四重奏が披露される。