ライトアップイベント「金沢城・兼六園四季物語夏の段」(北國新聞社後援)は10日始まり、訪れた人が夏の夜の闇に浮かび上がる名園の趣を味わった。
玉泉院丸庭園では、石垣や松、遠景となる三十間長屋が光に照らし出された。オーケストラアンサンブル金沢のメンバーによる弦楽四重奏が披露され、光と優雅な調べに彩られた空間で、観光客らは幻想的なひとときを過ごした。
ライトアップは12日まで午後6時半~9時に実施する。11日は玉泉院丸庭園のほか、兼六園の内橋亭でもコンサートが催され、限定スイーツなどが味わえる「おもてなしカフェ」が開かれる。入園料は無料。