石畳が敷かれ整備された大本山永平寺の旧参道。中央奥は建設中の宿泊施設=8月11日、福井県永平寺町志比

石畳が敷かれ整備された大本山永平寺の旧参道。中央奥は建設中の宿泊施設=8月11日、福井県永平寺町志比

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大本山永平寺旧参道、石畳で復元 福井県永平寺町

福井新聞(2018年8月12日)

 福井県、永平寺町、大本山永平寺が取り組む永平寺門前再構築プロジェクトで、旧参道の再生と永平寺川改修、観光案内所の建設が完了し8月11日、現地で式典が行われた。旧参道には石畳が敷かれ、川岸も石積みに生まれ変わり、寺へ続く風情ある景色が広がっている。

 プロジェクトは2015年に本格化し県が河川を改修、町が旧参道や観光案内所を整備した。事業費は県が4億9千万円、町は5億4千万円。

 旧参道は土産店などが立ち並ぶ現参道の南側で永平寺川沿いに位置し、1600年代の古地図に基づいて復元された。幅約3メートル、長さ約350メートルにわたり石畳が敷かれ、川のせせらぎの音が響く。

 観光案内所は旧参道の入り口に建設された。木造平屋建てで外観は門前の雰囲気に合わせてしっくいの壁で統一。建物内に大型画面の「AI(人工知能)コンシェルジュ」が置かれ、タッチパネルと音声認識により永平寺の歴史などを知ることができる。

 式典には約100人が出席。西川一誠知事、河合永充町長らが国内外から一層の誘客を図る決意を述べた。

 永平寺川の対岸では、大本山永平寺がプロジェクトの核となる宿泊施設を建設しており、来年秋に開業する予定。

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