白山市無形民俗文化財「柏野じょんがら踊り」の盆踊り大会(本社後援)は14日、同市下柏野町の柏野じょんがら公園で行われ、住民は三味線や尺八、太鼓の響きと甲高いはやしに合わせ、伝統の4種類の踊りを繰り広げた。
約700人が集まった。参加者は息を合わせて手踊りや扇踊り、3人一組でなぎなたや刀、鎖鎌をかざす「団七踊り」、2人一組で武士の立ち回りを表す「笠松踊り」を披露した。
踊りを継承しようと小中学生を対象に開催したコンテストでは「Jr.かがやき賞」に領家幹泰さん(笠間中2年)、榊原詩歩さん(同1年)、小山景大君(松陽小4年)、松井雛乃さん、宮本紗良さん(いずれも同3年)、川渕莉玖君(同1年)が選ばれた。柏野じょんがら保存会員が審査した。