企画展を知った市民から提供され、追加展示された甲冑

企画展を知った市民から提供され、追加展示された甲冑

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「高島藩の甲冑」 諏訪市の企画展で追加展示

信濃毎日新聞(2018年8月16日)

 諏訪市博物館で26日まで開催中の企画展「高島藩の甲冑(かっちゅう)」で、6月の開幕後に市民から新たに寄せられた高島藩士の甲冑2領が追加展示されている。同市の塩原晴彦さんと河西政秀さんが自宅で保管していた甲冑を1領ずつ貸し出した。2領とも兜(かぶと)に同藩の合印「金鏡」があしらわれ、同藩の甲冑に多い黒漆塗りや紺色の糸で仕上げられている。

 同展は、江戸時代に諏訪地方を治めた同藩ゆかりの甲冑14領を集め、6月に始まった。その後、同展を別々に訪れた塩原さんと河西さんが、自宅にも甲冑があると同館にそれぞれ申し出た。同館学芸員が甲冑を確認し、2領とも状態が良好だったことなどから、今月10日に追加展示した。

 同館によると、2領は江戸時代前期から中期までに作られた。学芸員の嶋田彩乃さんは「展示をきっかけに情報を寄せてもらい、さらに追加展示も実現できてうれしい」と話している。

 同展は20日を除く午前9時~午後5時。入場料500円(小中学生150円、諏訪地方の小中学生は無料)。18日午後1時半から学芸員による展示の解説がある。

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