福井県越前町織田地区の和太鼓の祭典「おたまつり&O・TA・I・KO響2018」(福井新聞社共催)は8月25日、同町下河原のオタイコ・ヒルズを主会場に開かれる。ステージイベントには、世界を舞台に活躍する太鼓奏者や、県内外の和太鼓に熱を注ぐ高校生らも出演。地元の伝統芸能と合わせ、1日を通して太鼓の魅力を満喫できる。
O・TA・I・KO響は昨年から、例年秋に実施していたおたまつりと融合。ともに「太鼓」という共通点を生かしながら、地区全体を盛り上げる一大イベントになった。
午後1時からオープニングイベントが開幕。おたまつりのメイン行事の伝統芸能「だいずり」は、台車に乗った子どもたちが独特の短いバチで太鼓を披露する。午後2時半に同町織田の劔神社を出発し、オタイコ・ヒルズまでの道のりを巡行する。
メインイベントの「O・TA・I・KO響宴」は午後5時半から。福井農林高や勝山高の生徒がはつらつとした演奏を披露するほか、世界的太鼓ドラマー、ヒダノ修一さんらが出演。地元の創作和太鼓チーム「O・TA・I・KO座明神」がトリを飾る。迫力ある重低音が会場を包み込む。
午前11時開場。入場無料。問い合わせは織田コミュニティセンター内の実行委員会=電話0778(36)1111。