大地の芸術祭で注目を集める企画の一つ「2018年の〈方丈記私記〉」=十日町市のキナーレ

大地の芸術祭で注目を集める企画の一つ「2018年の〈方丈記私記〉」=十日町市のキナーレ

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大地の芸術祭1万6000人増 集客好調 十日町・津南

新潟日報(2018年8月22日)

 十日町市と津南町で開催中の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」の入り込み客数は、開幕した7月29日から8月19日までの22日間で21万3608人に上り、前回2015年の同時期に比べ1万6009人(8・1%)増えた。芸術祭実行委員会が20日発表した。実行委は後半への弾みにしたい考えだ。

 越後妻有里山現代美術館「キナーレ」、光の館など25地点を、地域バランスも考慮して抽出して調べた。客数が最も多いのは、新作の清津峡渓谷トンネルの「ライトケーブ」で3万5777人、キナーレが前回比9372人増の3万4795人で続いた。

 実行委は好調な理由として、7回目を迎え芸術祭の知名度が上がったことや、会員制交流サイト(SNS)を意識した写真映えする作品が集客効果につながっていることなどを挙げた。

 一方、松之山地域の「森の学校」キョロロは同4458人減の1万4798人。光の館も同728人減の8715人。実行委によると、作品を巡るツアーバスのルートから外れたものなどに客数の減少がみられるという。

 実行委は「清津峡やキナーレが抜きんでているが、さまざまな作品があり、多くの人に見てもらえるよう工夫したい」とする。

 芸術祭は9月17日まで。44カ国・地域からアーティスト335組が参加し、計378点の作品を鑑賞できる。作品鑑賞パスポートは一般3500円、高校・専門学校・大学生3千円、中学生以下無料。

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