日本土人形資料館で販売している土人形「月の兎」(左)と姉妹品「ふるさと野うさぎ」

日本土人形資料館で販売している土人形「月の兎」(左)と姉妹品「ふるさと野うさぎ」

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月の兎、高社山に奉納を 中野「ウォーク」手始めに

信濃毎日新聞(2018年8月24日)

 中野市や「高社山を世界に発信する会」は、高社山(1351・5メートル)への土人形「月の兎(うさぎ)」奉納を観光客や登山客に提案する。10月6日に市内で開くイベント「信州なかの巡りEYE(アイ)ウォーク」で、手始めに実施。高社山を活用し、街の回遊性も高めて観光振興につなげる。

 月の兎は、伝統工芸「中野土人形」の2派のうち「中野人形」の型を使った土産品で、市内の日本土人形資料館で販売。市出身の国文学者高野辰之が作詞した唱歌「故郷(ふるさと)」をイメージした姉妹品「ふるさと野うさぎ」もある。同館で土人形を使って願掛けができることから発案した。

 同会は、高社山の裾野が広がる中野市や飯山市、山ノ内町、木島平村の住民ら約80人で構成。中野市の谷厳寺(こくごんじ)からの登山道沿いにある「薬師岩(やくしいわ)」への奉納を呼び掛ける。武田宗市会長(中野市)が地元区などから許可を得た。武田会長は「古代から信仰の対象だった高社山は、願掛けに適している」。願いがかなった後、再び山を訪れるリピーターを育てたいという。

 ウォークで参加者は中野陣屋前広場公園の受付で月の兎(1050円)を購入。安価な「願い兎」(105円)も用意する。谷厳寺までバスで行き、薬師岩まで登り、願掛けをする。

 ウォークは10回目で、参加募集は27日から。市出身の作曲家中山晋平ゆかりの地を訪ねるなど計4コースある。参加費は500円(別料金が掛かるコースもある)。

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