日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に認定された小松市安宅町の魅力を発信しようと6月に結成された安宅中のグループ「地域活性化クラブ」が23日、観光ガイドとしてデビューした。
そろいのシャツを着た同クラブの1、2年生8人が市立中央児童センターや稚松小児童クラブの2~6年生31人を北前船主の邸宅・瀬戸家に案内し、家財道具にまつわる逸話などを紹介した。
メンバーは、曳船(ひきぶね)保存会の橋本紀之会長や安宅活性化●楽部の藤野朝子代表、瀬戸家の瀬戸照子さんらに教わった知識をもとに、ガイドの台本を作成するなど準備を積んできた。
2年生の白尾香穂さん(13)は「小学生に分かりやすい言葉で説明するのは大変だったけど、喜んでもらえた」と手応えを語った。
(●=倶の旧字)