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カンガルーの赤ちゃん、袋から顔出す 須坂市動物園

信濃毎日新聞(2018年8月28日)

 須坂市動物園は、6月から飼育を始めた雌のアカカンガルー「おりひめ」のおなかの袋から子どもが顔を出しているのを確認した。同園で袋に入った子どものカンガルーを飼育するのは、2010年に生まれた雄の「チップ」以来8年ぶり。雄雌が分かり次第、子どもの名前を公募する。

 おりひめは現在6歳。3歳の「おとひめ」と共に6月、神戸市立王子動物園から無償提供された。2頭ともこの時に、既に出産して袋の中に子どもがいた。須坂市動物園の飼育員が8月20日、おりひめの袋から子どもが顔を出しているのを確認。おとひめの子どもも、あと2カ月ほどで袋から顔を出すとみている。

 おりひめの子どもは、顔を出しても数十秒ほどですぐに引っ込めてしまうという。今後成長するにつれ、顔を出す頻度や時間が増えていくといい、担当飼育員の松本妃華さん(23)は「成長する前の限られた期間しか見られない姿。かわいらしい様子を楽しんでほしい」と話している。

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