(左から)溝口香織さん、溝口雅子さん、笠嶋さんらが「食LABO」を使って開発した新商品=福井県池田町稲荷

(左から)溝口香織さん、溝口雅子さん、笠嶋さんらが「食LABO」を使って開発した新商品=福井県池田町稲荷

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「池田印」新たな食次々 地元女性ら開発

福井新聞(2018年8月29日)

 福井県池田町が今年4月、同町藪田に整備した食品加工研究支援施設「食LABO」を町内の女性たちが活用し、新商品を開発した。地場産の食材をふんだんに使った無添加のシロップやケーキ、生七味などで、まちの駅「こってコテいけだ」などで販売している。

 自家栽培のスペアミントから作った「ミントシロップ」、玄米粉の「しっとりケーキ」、町産ピーマンを使った「旨(うま)み薫る 池田 生七味」、ポン菓子「う・米(まい)」の4品。

 ミントシロップは無農薬ハーブの商品を手がける溝口雅子さん(47)が作った。溝口さん自身、人工的な風味が苦手なため無香料、無着色にこだわり、保存料も不使用。すっきりした味わいでほんのり甘く、牛乳割りやモヒート、アイスにかけるなどアレンジを楽しめる。

 ケーキは玄米粉のお菓子を作っている溝口香織さん(40)の秋限定品。町内で有機栽培された黒ごまと県産サツマイモを使った。玄米粉はミネラルが豊富で、発酵バターをふんだんに入れてしっとり感とこくを出した。

 生七味とポン菓子は施設スタッフが開発した。生七味はさんしょうと塩こうじも町産。生ならではの豊かな風味が売りという。温かい麺類の薬味のほか、炊きたてご飯やキュウリのお供にも合うという。ポン菓子はプレーン、しょうゆ・一味、しそ、キャラメルの4種類。米だけでなく材料のしょうゆやしそふりかけも町産を使った。

 いずれも食LABOの製粉機やオーブン、急速冷却器などを利用した。同施設の笠嶋美和さん(45)は「どれも化学調味料や保存料を使っていない体に優しい商品。まちの盛り上げに一役買えれば」と話している。

 生七味とポン菓子、ケーキは発売中で、シロップは29日から。生七味とケーキは福井市のベル内「こっぽい屋」でも購入できる。

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