小矢部市は10月27、28の両日、クロスランドおやべなどで「おやべメルヘンパーティー」を開く。新メルヘンの定義に基づいたイベントで、県内外からご当地キャラクターが集まり、子どもたちもコスプレを体験できる。29日に市役所で開かれた定例記者会見で桜井森夫市長が説明した。
同市は「メルヘンの街」と呼ばれているが、メルヘンの定義が明確ではなかった。市は昨年度に「子供から大人までが喜ぶような、わくわくするような明るく、かわいい街」を新メルヘンとし、3月にはコスプレやアニメなどをテーマに同パーティーを開いた。
現時点で、県内外の24団体から30のキャラクターが参加する見込み。市シンボルキャラクターの「メルギューくん」や「富山の売薬さん」がモチーフの「ばいにゃこさん」をはじめ、「ひこにゃん」(滋賀)や「ふっかちゃん」(埼玉)などが集まる。子どもコスプレ体験や舞台を中心に活躍する俳優の猪野広樹さんのトークショー、倶利伽羅エリアを巡るツアーなども実施する。桜井市長は「新メルヘンを定着させ、ゆるキャラやコスプレの街として全国に発信していきたい」と述べた。
クロスランドタワーでは期間中、県内人気スイーツが味わえる「空中カフェ2018」(公益財団法人クロスランドおやべ、北日本新聞社主催)が開かれる。