10月11日の発売が決まった「富富富」の2キロ入り米袋

10月11日の発売が決まった「富富富」の2キロ入り米袋

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富山米の新種品「富富富」10月11日発売

北日本新聞(2018年8月30日)

 富山米の新種品「富富富(ふふふ)」の発売日が10月11日に決まった。県内と首都圏を中心に一斉に売り出され、県内では主なスーパーや米穀店の店頭に並ぶ。県はデビューを記念したPRイベントを都内で計画しており、発売前の10月7日には富山市のグランドプラザで先行販売会を開く。期待の新品種の新米を、県民がいち早く味わえるようにする。

 29日に県民会館で開かれた富富富の戦略推進会議で、石井隆一知事が発表した。

 富富富は今年、518ヘクタールで栽培され、県は2500トンの収穫を見込む。県内と県外におおむね半分ずつ流通させる計画で、なるべく多くの人に味わってもらうため、2キロと300グラム(2合)に袋詰めした精米だけを販売する。

 重点販売エリアに位置付ける首都圏では、発売日に東京の日本橋三越本店で記念イベントを企画。石井知事や伊藤孝邦県JA中央会長らがトップセールスする。県のアンテナショップ「日本橋とやま館」でフェアを開催するほか、都内の食関連のイベントに積極的に出展し、おいしさをアピールする。

 「料理の鉄人」として知られる中村孝明氏の日本料理店「貴賓館」(横浜市)をはじめ、約20店舗のレストランで富富富を使った特別メニューを期間限定で提供する。

 県内では、グランドプラザで予定している先行販売会向けに精米を数量限定で用意。試食用のおにぎりを振る舞う。10月28日の富山マラソンと、11月3~6日の「ねんりんピック富山」の参加者の弁当などにも使用し、認知度アップにつなげる。

 知事は「県内外でプロモーションを切れ目なく展開し、富富富が富山米のトップブランドとして評価されるように努力したい」と述べた。

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