豊丘村地域おこし協力隊の前田隆幸さん(45)が、同村神稲の「かきっ子公園(林公園)」内にあるブランコ(4席)近くの立ち木を切るなどして、空を飛んでいるように見える写真が撮れる場所にした。前田さんが同様に「写真映え」を狙い、ほうきを設置した村内の「福島てっぺん公園」は、連日大勢が訪れる話題のスポットになっており、相乗効果を期待している。
前田さんは「かきっ子公園」から見える夕日がきれいだと住民に聞いて現地へ。ブランコの前に植わっている立ち木がなければ、乗ってこいでいる人が空を飛んでいるように見える写真が撮影できると考えた。
公園を管理する地元区長の許可を得て、高さ5〜6メートルの木を約10本伐採したところ、天竜川や飯田市街地が一望できるようになった。前田さんは「皆でわいわいと楽しめる場所になってほしい」と話している。