7、8月に禁漁となっていた底引き網漁が1日に解禁され、金沢港など石川県内の各漁港から、沖合を目指して漁船が出発した。
例年は1日午前0時の解禁に合わせるため、8月31日夜に出発するが、今年は解禁日がかなざわ総合市場の休業日と重なったため、1日遅らせて出港した。
金沢港では、午後9時半ごろから漁師が準備作業に取り組み、17隻の漁船が港を離れていった。2日の夕方から夜にかけて帰港し、3日には水揚げされた甘エビやカレイ、ハタハタなどが県内の店頭に並ぶ。加賀市の橋立漁港からは9隻、輪島市の輪島港からは39隻が出発した。