6人の画家をテーマにした花壇が並ぶアートガーデン

6人の画家をテーマにした花壇が並ぶアートガーデン

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6画家の作風、花で表現 県中央植物園でアートガーデン見頃

北日本新聞(2018年9月5日)

 世界的に知られる6人の画家をテーマにした県中央植物園(富山市婦中町上轡田)の花壇「草花で彩るアートガーデン」が見頃を迎え、各画家の人生や作風を多彩な花の組み合わせで表現した空間を来園者が楽しんでいる。

 花壇は昨年、富山県美術館開館に合わせて整備。ウィンスロー・ホーマー、ピエール・オーギュスト・ルノワール、ヒエロニムス・ボスらを取り上げた。花壇の木枠を額縁に見立て、植物の形や色、花言葉などを考慮して配置した。

 神秘的な世界を描写したアルフォンス・オスベールを青や紫の植物で表現し、奔放で情熱的な生涯を送ったフリーダ・カーロの花壇には母国メキシコや熱帯アメリカ原産を中心に色味の強い植物を並べた。黄金色を多用した装飾的な表現で知られるグスタフ・クリムトについては花壇を星空に見立て、小花などで幻想的な雰囲気にまとめた。各花壇の特色を紹介したパンフレットを用意している。

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