輪島市町野小の5、6年生13人が同市町野町川西の水田で手掛けた「古代米田んぼアート」が見頃を迎え、4日に鑑賞会が開かれた。児童は、浮かび上がった「のと」と書かれたキリコを担ぐ人々の絵と、能登立国1300年にちなんだ「1300」の数字を見て歓声を上げた。
キリコの枠は緑米で、「1300」や「のと」の文字は赤米で表現した。児童は、5月に地元農家の本手繁さん(66)やJA町野町女性部らの指導で苗を植え、完成を心待ちにしていた。
完成した田んぼアートの見頃は9月中旬までで、10月に収穫する。