熟成させた自慢の「ひやおろし」をPRする蔵元の担当者ら=9月7日、福井県福井市の西武福井店

熟成させた自慢の「ひやおろし」をPRする蔵元の担当者ら=9月7日、福井県福井市の西武福井店

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大吟醸ひやおろし味わって 18蔵元の試飲始まる

福井新聞(2018年9月8日)

 冬場に仕込んだ日本酒をひと夏寝かせた「ひやおろし」の試飲販売が9月7日、福井県福井市の西武福井店で始まった。県内18蔵元の26銘柄が並び、熟成された秋限定のまろやかな味わいを発信している。

 県酒造組合が協力し、今年で6回目。報道機関向けの発表会があり、出席した2蔵元の担当者が丹精込めて仕込んだ自慢の逸品をPRした。

 一本義久保本店(勝山市)の担当者は出来栄えに自信を見せ「チェリーを思わせる甘みとさわやかなうまみ、そして心地よい酸味を楽しんでほしい」と話していた。価格帯は1500円前後。

 5蔵元が大吟醸のひやおろしを並べ、好評のカップ酒も限定販売する。ひやおろしと越前焼のぐい吞(の)みに加え、へしこやサトイモなど特産の食をセットにしたギフトも用意する。福井国体が迫り、西武福井店の担当者は「福井の名酒、名産を来県者に広く届けたい」と話していた。試飲ができる特設コーナーは25日まで。

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