ひやおろしをPRする県酒造組合のメンバー=北日本新聞社

ひやおろしをPRする県酒造組合のメンバー=北日本新聞社

富山県

ほどよく熟成「ひやおろし」 9日から販売

北日本新聞(2018年9月8日)

 県酒造組合の桝田隆一郎会長ら17人が7日、北日本新聞社を訪れた。厳冬期に仕込み、春から夏にかけて熟成させた日本酒「ひやおろし」をPRした。同組合がひやおろしの「解禁日」と定める9日から県内の日本酒メーカー17社が一斉に販売する。

 ひやおろしは、ほどよく熟成されたまろやかな味わいが特長。今年は720ミリリットル瓶入りに加え、新たに270ミリリットル瓶入りを追加した。若年層に家族や友達と楽しむ「家飲み」をアピールし、さらなるファンの獲得を目指す。

 林酒造(朝日町境)の杜氏(とうじ)を務める林秀樹専務は「丸みのある味に仕上がった。さかなのゲンゲがよく合う」と語った。桝田会長は「昨年の1・3倍の販売量を目指す」と述べた。

 一行は県庁も訪れた。石井隆一知事は「ますますいい酒を造ってほしい。(富山米の新品種)『富富富(ふふふ)』と組み合わせてPRできないか」と話した。

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