ゴーグルを手に笑顔を見せるメンバー

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VRで砺波の魅力体感して まちおこし団体が作製

北日本新聞(2018年9月8日)

 砺波市の地域活性化グループ「TEAM1073(チームとなみ)」のメンバーは、市の魅力をまとめた仮想現実(VR)映像を楽しむためのゴーグルを作った。スマートフォンを使って視聴するもので、9日に東京で開かれる移住イベントで配布する。メンバーは「市の魅力を多くの人に伝えていきたい」と意気込んでいる。

 チームとなみは2年前に発足し、市民や市職員、地域おこし協力隊ら28人でつくる。会員制交流サイト(SNS)を活用し、砺波市の魅力を市内外に発信し、知名度アップを目指したプロモーション活動を行っている。移住希望者に向けた情報発信のほか、移住者のサポートや相談にも応じている。

 ゴーグルは、移住を検討している人たちに気軽に砺波の魅力を感じてもらおうと作製。映像はメンバーが撮影し、2016年に市内に移住した映像クリエイター、マクニコル良治さんが編集に協力した。散居村や庄川の風景、伝統家屋などが前後左右に映し出され、隠れている市のシンボルキャラクター「チューリくん」と「リップちゃん」を探すというゲーム仕立てになっている。

 千セット作製。動画投稿サイト「You Tube」のアプリを起動させたスマートフォンをゴーグルにセットし、動画を流すことでVR映像が楽しめる。9日に東京で開かれる移住イベント「ふるさと回帰フェア」で、メンバーらが配布する。

■チームウェア新調
 チームとなみのメンバーは、新たに長袖パーカータイプのチームウェアを作った。

 屋外での活動に備えて、帽子付きのパーカータイプとした。黒色を基調に「TEAM1073」のロゴを胸に、エンブレムを右肩にあしらった。

 30着作り、メンバーに支給する。イベントなどで着用し、市のPRに役立てる。

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