ブドウ棚の下、山藤社長(右)の発声で乾杯する参加者

ブドウ棚の下、山藤社長(右)の発声で乾杯する参加者

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収穫祝い乾杯 やまふじぶどう園 530人がワイン堪能

北日本新聞(2018年9月11日)

 ブドウ栽培とワイン造りを営む「やまふじぶどう園・ホーライサンワイナリー」(山藤重徳社長)は9日、富山市婦中町鶚(みさご)谷の同園で収穫祭を開き、約530人が醸造途中の「パラディワイン」をはじめ同社製ワインを堪能した。

 同園は今年で開園91年、ワイン醸造85年を迎え、6ヘクタールに40種類以上のブドウを栽培している。収穫祭は毎年開き29回目。用意したパラディワインは発酵が始まって約1週間でアルコール分が低く、甘みが強く、わずかに発泡する。

 山藤社長はブドウの出来が良かった1994年と似た猛暑のため「素晴らしいブドウが実った」と近況を説明。恵みへの感謝を込め、全員で乾杯した。参加者はブドウ棚の下でバーベキューやバンド演奏を楽しみながら、同社自慢のワインを味わった。ワインに合う料理の販売もあった。

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