佐久浅間農協(佐久市)は15日から、地元のブランド牛「信州蓼科牛」を使って新たに生み出した「蓼科牛肉まん」を、佐久市伴野の道の駅「ヘルシーテラス佐久南」で販売する。東京や大阪など県外で多く流通している信州蓼科牛を、地元でも気軽に食べてもらうきっかけにしたい―としている。
同農協によると、信州蓼科牛は管内の佐久市や立科町、東御市で生産。肉が柔らかく甘みがあるといった特長がある。牛肉まんは、この信州蓼科牛のうま味を包み込み、佐久市内の酒蔵の酒かすと、地元特産の「安養寺みそ」を味付けに使って仕上げた。税込み価格380円で販売する。
信州蓼科牛の県内での販売は、これまで一部スーパーなどにとどまっていたという。地元でもっと親しみを持ってもらおうと、今後は立科町の道の駅や上信越道のパーキングエリアなどで牛肉まんを販売することも予定している。