先端産業や伝統産業など福井県越前市の多彩なものづくり企業が集結する「越前モノづくりフェスタ2018」は9月15~17日、サンドーム福井で開かれる。180の企業・団体が出展し、地元企業が誇る技術やブランド力を福井県内外にアピールする。子どもたちがものづくりを楽しめる体験コーナーも充実している。
武生商工会議所、越前市商工会、同市でつくる実行委が、前身の催しも含めて1982年から続けている恒例イベント。会場のメインゾーンには、県が「実は福井の技」と銘打ってホームページなどでPRしている市内企業のコーナーを設ける。世界、国内シェアで上位に入る企業のオンリーワンの技術をパネル展示を通じて分かりやすく伝える。
ファミリー向けには、子どもたちにものづくりに関心を持ってもらおうと11の体験コーナーを用意(一部有料)。▽お菓子の家作り▽越前和紙を使った恐竜のペーパークラフト▽小型工具によるガラス彫刻―などが楽しめる。
今年初の取り組みとして、武生工高生が講師を務めるソーラーLEDの行灯(あんどん)づくり(15日)、簡易パソコンを使った親子プログラム教室(同)がある。各企業ブースでも多彩な体験ができる。17日には、子どもたちがいろいろな職業について学べるイベント「おしごとザウルス」を開く。
武生商高による「武商デパート」(15日)、市菓子組合による「オリジナルおはぎ」などの即売コーナーも開催。ステージには武生商高(15日)、万葉中(16日)の吹奏楽部が登場する。
会場で使えるプレミアム付き買い物券千円(1100円分)を各日先着500人に販売する。
午前10時~午後5時。問い合わせは武生商工会議所=電話0778(23)2020。