「かあさん家」店長の中曽根さん(右)に料理の助言をするハンガリー大使館の関係者

「かあさん家」店長の中曽根さん(右)に料理の助言をするハンガリー大使館の関係者

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ハンガリー料理、生坂で研究 新設「道の駅」で提供へ

信濃毎日新聞(2018年9月14日)

 生坂村に22日に仮オープンする道の駅「いくさかの郷(さと)」で、村内の別の場所から道の駅に移転する食堂兼直売所「かあさん家(ち)」が、目玉商品としてハンガリー料理を提供する。従業員は、都内の在日ハンガリー大使館関係者を招いて試食会を開くなど、味付けや調理法の研究を重ねている。

 村が特産品のPRなどで協定を結んでいる産別労組UAゼンセン県支部(長野市)がハンガリー大使館とつながりがあり、その縁で、村とハンガリーの交流も始まった。

 提供料理はパプリカとトマトを煮込んだ「パプリカチキン」と、村産野沢菜などを添えた揚げパン「ラーンゴシュ」の2品。「ハンガリープレート」としてセットで提供する。価格は検討中だ。

 今月上旬にかあさん家で開いた試食会には、大使館の商務官ケレケシュ・アンドラーシュさん(30)と料理人ラーツ・ゲルコーさん(39)が参加した。ラーツさんは「もっとパプリカを増やして」などと従業員に助言していた。

 かあさん家の店長、中曽根真紀さん(47)=安曇野市=は「もう一度来たいと思ってもらえるような味にしたい」と意気込んでいる。かあさん家は道の駅に移転するため、15日に感謝セールを開いた後、営業を一時休止する。

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