足羽山の観光や自然の情報を発信する「足羽山ビジターセンター」=9月14日、福井県福井市自然史博物館

足羽山の観光や自然の情報を発信する「足羽山ビジターセンター」=9月14日、福井県福井市自然史博物館

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憩いの足羽山、情報発信 福井市がセンター開所

福井新聞(2018年9月15日)

 福井県福井市の足羽山を訪れた人に観光や自然の情報を発信するビジターセンターが9月15日、山の北東部に位置する市自然史博物館内にオープンする。足羽山にある施設や飲食店、開催中のイベント、各季節の生き物の情報などを利用者が自由に書き込み共有する壁面マップを設置。オープンに合わせ、屋外展望スペース「白山テラス」を無料開放する。

 足羽山の多様な楽しみ方に対応するため、壁面マップは二つ設けた。一つは観光情報に特化し、足羽山公園遊園地や継体天皇像、足羽神社などを紹介。イベント情報や飲食店の好きなメニューなどを書き込んでもらう。

 もう一方は自然がテーマで、市天然記念物の植物や散策路「ブナの道」などを載せた。鳥や昆虫、花などの目撃情報を学芸員や訪れた人がマップに記し、自然観察の参考にしてもらう。観光や自然の情報は二つのデジタルサイネージ(電子看板)でも発信する。

 実物のモリアオガエルやクツワムシ、クヌギやコナラの実、ツグミやイカルの翼、タヌキの毛皮、笏谷(しゃくだに)石なども展示し、足羽山の豊かな自然を伝えている。

 ビジターセンターは約100平方メートル。博物館1階の休憩所や展示コーナーとして使われていたスペースを改装した。総事業費は約2千万円。博物館2階に位置し、市街地や白山連峰を眺められる「白山テラス」(約250平方メートル)は、これまで有料入館者のみ利用できたが、無料開放する。自由に飲食もできる。

 同博物館の坂靖志館長は「初めて来る人も、リピーターの方にとっても、足羽山を楽しんでもらえるような情報を共有、発信できる場にしたい」と話している。

 営業時間は博物館と同様、午前9時~午後5時15分。月曜休館。利用無料。

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