県内外の声楽家が情感のこもった歌声を披露した「魔笛」=黒部市宇奈月国際会館セレネ

県内外の声楽家が情感のこもった歌声を披露した「魔笛」=黒部市宇奈月国際会館セレネ

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オペラ「魔笛」観客魅了 宇奈月モーツァルト音楽祭開幕

北日本新聞(2018年9月16日)

 黒部市宇奈月温泉一帯を舞台に、県内外の演奏家がモーツァルトの曲を奏でる「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月」が15日開幕した。17日まで約550人が屋内外のスポットで演奏を披露し、美しい音色で温泉街を包み込む。

 初日は宇奈月国際会館セレネで、オープニングオペラ「魔笛」のハイライト公演が上演された。魔法の笛を与えられた王子タミーノが、夜の女王の娘パミーナに出会い、試練を乗り越えて幸せをつかむ物語を、県内外の声楽家らがドイツ語で歌い上げ、観客を魅了した。音楽祭芸術監督の横島勝人さん(神奈川)が指揮を務め、横島さんが指導する「モーツァルトオーケストラセレネ」が管弦楽、「モーツァルトコーアセレネ」が合唱を担当した。

 富山地方鉄道宇奈月温泉駅前広場や総湯「湯めどころ宇奈月」などでも演奏が繰り広げられ、観光客らが聞き入っていた。

 2日目は若手演奏家による室内楽ワンコインコンサートや、キッズコンサートがセレネで開かれる。最終日は宇奈月アマデウス祝祭管弦楽団・合唱団のスペシャルコンサートが同所であり、大曲「レクイエム」などが演奏されるほか、横島さんのトークもある。

 問い合わせは音楽祭事務局(セレネ内)、電話0765(62)2000。

 音楽祭実行委員会主催、黒部まちづくり協議会主管、黒部市、宇奈月国際会館、北日本新聞社共催。

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