世界中の探検家らが追い求めた森羅万象の写真を紹介する「ナショナルジオグラフィック写真展」=9月15日、福井県福井市美術館

世界中の探検家らが追い求めた森羅万象の写真を紹介する「ナショナルジオグラフィック写真展」=9月15日、福井県福井市美術館

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森羅万象写真で迫る ナショナルジオグラフィック展 福井市美術館

福井新聞(2018年9月19日)

 世界中の探検家や研究者が追い求めた森羅万象の写真を紹介する「ナショナルジオグラフィック写真展 地球の真実」が福井県福井市美術館で開かれている。大自然の驚異や極地に広がる未知の世界、異国の多様な文化などを収めた迫力ある約140点が並び、美しい地球の姿をありのままに映し出している。11月4日まで。

 1888年設立の科学・教育団体「ナショナルジオグラフィック協会」(本部ワシントン)は、各地の研究調査・探検プロジェクトを支援してきた。その軌跡を発信する雑誌「ナショナルジオグラフィック」の取材で得られた世界最高峰の写真家たちの作品をジャンルごとに展示した。

 「冒険・探検の記録」ゾーンの1912年に沈没した英豪華客船タイタニック号の写真は、水深4千メートルに眠る船体を1万ワットの照明で浮かび上がらせ、潜水艇のカメラでとらえた貴重な1枚。

 「野生の世界」には、木の下にたたずむ眼光鋭いヒヒの群れなど生命の息吹を感じる決定的瞬間がずらり。「人類と文化」に展示された「アフガン難民の少女」は、強烈なまなざしから戦乱の悲しみと不屈の意思が伝わってくる。

 生死を懸けて戦うライオン同士を捉えた岩合光昭さんの写真や、野町和嘉さんが北アフリカで撮影した岩壁画群など日本人写真家の作品も並ぶ。

 一般900円、大学・高校生600円、小中学生300円。23日午後1時からと同3時から、同誌日本版の編集者によるギャラリートークを開く。動物や自然を撮影した写真を10月25日まで一般募集し会場で展示している。

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