海上保安庁は18日、全国の灯台を紹介する電子版の「灯台カード」を10月1日から提供すると発表した。灯台150周年を記念して初めて作り、県内の生地鼻灯台(黒部市)と岩崎ノ鼻灯台(高岡市)を含む全国150基の灯台で手に入れることができる。
「ダムカード」や「マンホールカード」などのインフラを対象としたカードが増える中、海保が1868年に日本で西洋式灯台の建設が始まってことしで150年になる節目に作製。全国3199基から歴史的価値が高い150基を選定した。
カードは、スマートフォンのアプリなどで各灯台に掲示されている2次元バーコードを読み取ることで画像データをダウンロードすることができる。灯台を空撮した写真や高さ、光が届く距離などの情報が盛り込まれている。
海保は、各灯台へのアクセス方法などをホームページ上で公開する予定。