多彩な高山植物が色づく秋の白木峰

多彩な高山植物が色づく秋の白木峰

富山県 富山・八尾 花・紅葉

白木峰の紅葉楽しもう 30日と来月13日ツアー

北日本新聞(2018年9月19日)

 富山市八尾地域と岐阜県境にある白木峰(標高1596メートル)の林道が車両通行止めになっていることを受け、地元のNPO法人「白木峰を愛する会」は30日と10月13日、麓から歩いて登るガイドツアーを企画した。標高差約千メートルを9時間かけて往復する計画。一帯の自然に詳しいメンバーの解説付きで「高山植物の宝庫」と呼ばれる白木峰の紅葉を楽しんでもらう。

 例年は6月中旬から11月上旬に8合目付近まで車で行くことできるが、今年は冬の大雪や7月の大雨で路肩が破損したため車両通行止めとなっている。復旧は来春以降の見通しとなっている。

 今月からナナカマドが色づき始め、来月には樹皮の色から「白木」と呼ばれるブナをはじめとした多彩な樹種の紅葉が盛りとなる。一帯の自然保護や魅力発信などに取り組む同NPOは、麓から長時間となる登山を満喫してもらおうとツアーを企画した。

 両日とも午前7時に杉ケ平キャンプ場に集合。参加費は5千円(保険料、大長谷温泉入浴券含む)。問い合わせは奥田代表理事、電話090(8262)6289。

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