福井しあわせ元気国体・大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)で福井県に来県する選手らにくつろいでもらおうと、県生活衛生同業組合連合会は、県内各地の銭湯を紹介する無料入浴券付きの「お風呂ガイドマップ」を作製した。
お風呂ガイドマップは県内の銭湯19店の所在地と連絡先、営業時間、各店の特徴を掲載した。地図と無料入浴券を添え、1万5千部を県外選手や監督、役員らが宿泊する旅館とホテルに配布した。
県公衆浴場業生活衛生同業組合の山崎一美理事長は「宿泊先の浴室は狭かったり待ち時間があったりする。ゆったりとしたお風呂に入ってリフレッシュし、試合に備えてほしい」と話した。
また、おろしそばやソースカツ丼、地酒など福井の味を提供する160店が一目で分かるパンフレット「福井の食ガイドブック」も5万部作製し、各都道府県や競技団体などを通じ選手らに配布した。掲載店で障スポが閉幕する10月15日まで、割引や1品サービスなどの特典が受けられる。
同連合会の友本正己会長ら4人が9月19日、県庁で会見し「連合会が一丸となって取り組むのは初めて。心のもてなしで県外客を迎え、再び福井に来てくれることを期待したい」と述べた。