「ナステビュウ湯の山」の露天風呂

「ナステビュウ湯の山」の露天風呂

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温泉復活にぎわいワクワク 十日町・松之山の日帰り施設

新潟日報(2018年9月20日)

 1年2カ月にわたり休業した十日町市松之山地区の日帰り温泉「ナステビュウ湯の山」が営業再開し、1カ月半近くになる。豊富な湯量を誇る温泉の自噴が止まり、長期休業を余儀なくされたものの、海外製ポンプを導入することで復活にこぎつけた。待ち望んでいた常連客や観光客らが訪れ、再びにぎわいを取り戻しつつある。

 ナステビュウは1994年にオープン。日本三大薬湯の一つといわれる松之山温泉で2カ所ある日帰り温泉の一つだ。塩分濃度が高いため、体の芯まで温まるのが特徴。露天風呂からは景色を一望できるなど、年間約10万人が訪れる人気の施設だった。

 ところが、昨年5月の大型連休中、温泉の自噴が突然止まった。調査の結果、温泉自体は枯れていなかったものの、くみ上げるためのポンプなど新たな設備が必要なことが分かった。しかも源泉の温度が約95度と高く塩分が濃いため、鉱山などに使用される海外製の特殊ポンプが必要となり、このため設置までに時間がかかったという。

 7月末の営業再開当日はオープン前から、復活を待ちわびた常連客約100人が集まったという。ナステビュウの高橋樹男社長は「休業が長引いたが、多くの人が忘れずに再開を待っててくれたと思うと感激だった」と感謝する。

 休業前まで週1回のペースで訪れていたという、長岡市の男性(67)は「泉質のいい温泉。再開して本当によかった」と笑みを浮かべる。高橋社長は、温泉のありがたみを改めて感じたといい「温泉が持つ癒やしの力を、お客さまに存分に味わってもらえるよう努力したい」と思いを新たにしている。

 営業時間は午前10時から午後10時まで(11月末まで)。入館料は大人650円。問い合わせは025(596)2619。

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