高岡市中心部の山町筋一帯で21~24日に開催されるイベント「高岡クラフト市場街(いちばまち)」を盛り上げようと、富山大芸術文化学部の学生有志がコンシェルジュとして参加する。作務衣や浴衣姿でもてなし、お薦めの散策ルートなどを来場者に説明する。19日は学生3人が山町ヴァレーを訪れ、イベントをPRした。
高岡クラフト市場街は、高岡のものづくり文化発信を目的に、2012年から毎年開催。地域行事で実践的な取り組みをした学生に単位を認定する同大の「プロジェクト授業」の一環として、例年同大の学生有志が運営に携わる。
今年は学生約20人がメイン会場となる小馬出町の商業施設「山町ヴァレー」に常駐。恒例のスタンプラリーで使う台帳や、クラフト作品で食事が楽しめる飲食店のガイドブックなどを取り扱い、来場者にアドバイスする。
昨年に続いてコンシェルジュを務める鈴木ひかりさん(3年)と小木曽文香さん(同)は「山町筋の楽しみ方や高岡の魅力まで幅広く説明したい」と話し、松永瑠依さん(2年)は「気軽に声を掛けてください」と呼び掛けた。