京都文教大(京都府宇治市)の2年生11人は19日、高岡市福岡地域を訪れ、23、24日に開かれる福岡町つくりもんまつり(北日本新聞社共催)に向けた調査の準備を進めた。25日まで住民と一緒に作業に参加し、つくりもんへの理解を深める。
京都文教大の鵜飼正樹教授(社会学)は2000年から福岡町つくりもんまつりで、学生とフィールドワークを続けている。2001年から15年には学生が大学のある宇治市をPRする作品などを作り、つくりもんコンクールに出品していた。
今回は鵜飼教授の授業「総合社会学実習」を受講している総合社会学部の学生が参加した。19日は、福岡総合行政センターを訪れ、職員からまつりの概要を聞いた。福岡町中心部を歩き、まつりに関わっている住民にあいさつした。
末広町を調査する中田裕理さんは「楽しみながら多くのことを学びたい」と話した。つくりもんの制作を手伝い、住民からまつりへの思いを取材して、報告書にまとめる。
22日から24日までは、鳥取大の学生5人も調査を行う。