本番の衣装を身に着け、練習する児童

本番の衣装を身に着け、練習する児童

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月見の雅楽まつりへ浦安の舞練習 24日、多久比禮志神社

北日本新聞(2018年9月20日)

 24日に多久比禮志(たくひれし)神社(富山市塩・大沢野、林文雄宮司)で行われる「第6回月見の雅楽まつり」へ向け、同市大久保小学校と大沢野小学校に通う児童3人が「浦安の舞」を練習している。学校の枠を超えて出演するのは初めてで、3人は本番へ向けて心を一つに意気込んでいる。 

 月見の雅楽まつりは雅楽の音色を聞きながら季節や自然を感じて心静かな時間を過ごしてもらおうと、同神社が毎年開いている。2年前までは近くの子どもが出演していたが学業などが忙しく出演できなくなり、昨年はみこの経験のある大人が奉納した。

 ことしは大沢野小学校6年の山崎春陽(ひなた)さん(12)、大久保小学校6年の島田紗希さん(11)、長澤雪乃さん(11)が集まり、お盆過ぎから練習を続けている。八幡宮(同市八幡)の嵯峨茉里奈さんが指導している。

 3人は練習で互いに振りを確認し合ったり声を掛けたりし、仲が深まったという。

 本番はみこの衣装を身に着け、鈴を手に舞う。3人は「衣装は重く、初めて着るので緊張する。みんなで動きをそろえられるよう頑張りたい」などと話している。

 雅楽まつりは午後7時から神事を、同7時半ごろから雅楽鑑賞会を行う。自分の目標や誓いを書いて供える特別な月見絵馬も販売する。林貞文禰宜(ねぎ)は「季節や自然に感謝する心を、子どもたちをはじめ広く感じてもらいたい」と願っている。

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