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「富嶽三十六景」「富嶽百景」に焦点 小布施で北斎企画展

信濃毎日新聞(2018年9月22日)

 江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎(1760〜1849年)の作品を収蔵する小布施町の北斎館は、北斎の代表作「富嶽(ふがく)三十六景」と、その後に手掛けた版本「富嶽百景」に焦点を当てた企画展「北斎VS北斎」(信濃毎日新聞社共催)を開いている=写真。ともに富士山をテーマにしており、色鮮やかな錦絵の三十六景と、単色でも構図などが特徴的な百景の作品を見比べてほしい―としている。

 三十六景と百景をそれぞれ24点ずつ展示。三十六景の「神奈川沖浪裏」では手前に荒々しくうねる波、奥に富士山が描かれている。一方、百景で展示した「海上の不二」も構図が似ている。ただ波がより鋭く描かれ、しぶきの間には飛び散る水のように鳥の群れも描かれている。学芸員の荒井美礼さん(29)は「神奈川沖浪裏は波が重々しく、海上の不二は波が速く見える」と説明する。

 百景の展示では、当時の生活や風習などが伝わる作品も並べた。11月25日までの午前9時〜午後5時。大人千円、高校生700円、中学生以下は無料。問い合わせは北斎館(電話026・247・5206)へ。

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