大勢の見物客でにぎわう福岡町つくりもんまつり=高岡市福岡町下蓑

大勢の見物客でにぎわう福岡町つくりもんまつり=高岡市福岡町下蓑

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福岡つくりもんまつり開幕 高岡、野菜や果物で32点

北日本新聞(2018年9月24日)

 高岡市福岡地域に300年以上前から伝わる奇祭「福岡町つくりもんまつり」が23日、あいの風とやま鉄道福岡駅周辺で始まった。地元住民らが野菜を主な材料に、注目の人物や世相、願いなどを表現した32点の「つくりもん」が福岡地域中心部を彩った。24日まで。

 長さ約10メートルのイカ釣り漁船「末広丸」など大型作品から手のひらサイズの作品までが並ぶ。平成最後の祭りになることから「新しい時代」をキーワードにした作品や、富山市出身の朝乃山関を題材にした力作が目を引く。高岡商業高校の活躍で盛り上がった夏の甲子園大会やサッカーのワールドカップロシア大会をテーマにした作品もある。

 オープニングセレモニーで上田久之同まつり実行委員長、忠田北日本新聞社長、石澤義文福岡町観光協会長があいさつ。高橋正樹市長、狩野安郎市議会議長らが祝辞を述べた。

 24日はよさこいやバンド演奏などのステージを繰り広げる。午後7時半からの越中菅笠(すげがさ)音頭と福岡つくりもん囃子(ばやし)の町流しでフィナーレを飾る。

 同まつりは高岡市や福岡町観光協会などでつくる実行委員会主催、北日本新聞社共催。問い合わせは同まつり実行本部(さくら会館内)、電話0766(64)6716。

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