鮮やかな笠さばきで麦屋節を踊る越中五箇山麦屋節保存会の踊り手=地主神社

鮮やかな笠さばきで麦屋節を踊る越中五箇山麦屋節保存会の踊り手=地主神社

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五箇山麦屋まつり開幕 山里に民謡の調べ響く

北日本新聞(2018年9月24日)

 五箇山麦屋まつりが23日、南砺市下梨(平)の地主神社境内で始まり、五箇山民謡の素朴な音色が秋の山里に響いた。24日まで。

 夜の舞台競演では、南砺平高校郷土芸能部、越中五箇山民謡保存会、越中五箇山こきりこ唄保存会が「こきりこ」や「といちんさ」など五箇山を代表する民謡の唄や踊りを披露した。

 下梨発祥の麦屋節を継承する越中五箇山麦屋節保存会が最後に登場。伝統の笠(かさ)踊りをはじめ、「早麦屋」「古代神」などを次々と演じた。大勢の観光客が各団体の演舞にじっくりと見入り、大きな拍手を送った。

 24日は午後2時から同保存会が、同3時半からは地元の小学生がそれぞれ民謡を披露する。同4時から笠踊りコンクール、同6時半から舞台競演がある。同8時20分から総踊りを行う。五箇山麦屋まつりは北日本新聞社共催。

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