山ノ内町と群馬県草津町でつくる広域宣伝協議会は29日から、両町を結ぶ観光ルート「志賀草津道路」(国道292号)の再開通を記念し、両町の道の駅で別々のステッカーを配布する。再開通は、群馬県と長野県にまたがる草津白根山のうち白根山の噴火警戒レベル引き下げを受けた。2種類のステッカーを組み合わせると「R292(国道292号)」の文字ができる。
ステッカーは、山ノ内町の「北信州やまのうち」と草津町の「草津運動茶屋公園」の両道の駅で、千円以上購入した計2920人に先着順で配る。ステッカーには、両町の観光PRキャラクターもそれぞれデザインした。
国道292号は、4月20日に冬季閉鎖が解除されたが、その2日後に白根山の噴火警戒レベルが引き上げられて通行止めに。今月22日、レベルが1(活火山であることに留意)に引き下げられたのを受けて再開通した。
28日までは午前8時〜午後5時、29日からは終日通行可能。山ノ内町は志賀高原の紅葉やリンゴが季節を迎えており、草津町観光課によると湯釜周辺の紅葉も例年になく色づきがいいという。協議会事務局の山ノ内町観光商工課は「この機会に両町合わせて楽しんでほしい」としている。
◆
観光ルート「志賀草津道路」再開通記念のステッカー配布は28日、白根山の噴火警戒レベルが2となり、同ルートが再び通行止めとなったため中止となりました。