オープンした「あまよっと横丁」=富山市総曲輪

オープンした「あまよっと横丁」=富山市総曲輪

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「あまよっと横丁」オープン 総曲輪コンテナ型飲食店

北日本新聞(2018年9月29日)

 コンテナ型飲食店を集めた「あまよっと横丁」が28日、富山市総曲輪にオープンした。計14棟のコンテナが設置され、焼き鳥やワインバー、おでんなどの7店が出店。この日は5店が先行開業し、仕事帰りの会社員らが食事とお酒を楽しんだ。

 あまよっと横丁は、総曲輪通りの路地の一角で、不動産業のカンティーン・ステーション(東京)が整備。コンテナを設置し、店舗として活用している。ホルモン焼きやビストロなど幅広いジャンルが出店。エスニック料理やカクテルを味わえる店舗も入っている。1店舗当たりの客席は10席程度で、2棟のコンテナを使い、20席程度を設けている店舗もある。

 仕事終わりに訪れた富山市長柄町の公務員、佐伯哲弥さん(40)は「多彩なお店が入っていて、さまざまな味を楽しめる。まちなかの雰囲気が変わり、新たなにぎわいが生まれそう」と話した。

 あまよっと横丁の名称は、「TOYAMA」を「AMAYOT」と逆にして、ローマ字読みした語呂にちなんだ。天気のいい日は屋外の共用スペースにテーブルと椅子を設置し、夜空の下で食事ができる。イベントなどに使えるコンテナ棟もあり、希望者に貸し出す。

 7店舗のうち残り2店舗は、10月初旬にオープンする予定。一部の店舗は昼の時間帯の営業も計画している。

 周辺は、市内電車などの公共交通が充実。近くのグランドプラザではイベントも頻繁に開催されていることから、カンティーン・ステーションは幅広い世代の集客を見込んでいる。

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