峨山禅師が歩んだ山道を進む参加者=羽咋市酒井町

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峨山禅師しのび巡行 羽咋・永光寺から輪島・總持寺祖院

北國新聞(2018年9月30日)

 第54回峨山(がさん)道巡行(本社後援)は29日、2日間の日程で始まり、初日は羽咋市酒井町の曹洞(そうとう)宗永光寺(ようこうじ)を出発した71人が志賀町の稗造(ひえづくり)研修センターまでの古道をたどった。
 巡行では、曹洞(そうとう)宗總持寺二祖の峨山韶碩(じょうせき)禅師が永光寺から輪島市門前町の總持寺祖院まで毎日通ったとされる52キロの行程を、徒歩とバスでたどる。
 この日は時折雨が降る中、県内外から参加したウオーキング愛好者や歴史ファンらがつえやストックを手に、菅笠(すげがさ)姿で山道を進み、峨山禅師の偉業をしのんだ。永光寺での出発式では実行委員会の谷内加映会長があいさつし、永光寺の屋敷智乗住職が激励した。
 最終日の30日は、台風24号の接近に伴い、歩く距離を短縮して実施するか中止するかを同日朝に決める。

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