「ブラジルフェスタ2018em高岡オタヤ」は30日、高岡市の御旅屋通り商店街で開かれた。日本からのブラジル移民110周年を記念し、来場者が音楽や料理などでブラジルの文化を満喫した。
富山日伯交流友の会(木口実会長)が日本とブラジルの文化を理解し、交流の場をつくろうと実施。ステージでは、音楽グループ8組がサンバやボサノバなどを演奏。ブラジル音楽「マラカトゥ」のグループ「トゥーマラッカ」(南砺市)は商店街をパレードし、来場者はリズムに合わせて手拍子したり、体を動かしたりして盛り上がった。
牛肉の串刺し料理「シュラスコ」やブラジル風クレープの店が並んだほか、野だて席や折り紙など日本文化を伝えるワークショップもあった。
2014年に親善大使としてブラジルを訪れたことがあるという松本羽奏さん(富山高専3年)と六渡愛由さん(高岡高3年)は「日本にはない明るい雰囲気を味わうことができた。これからも日本とブラジルの交流が続くことを願っている」と話した。