ショップ型博覧会「まち/ひと/しごと ローカリズム・エキスポ・フクイ」のイメージ画

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人気のRENEWが特別企画 ローカリズム・エキスポ

福井新聞(2018年10月1日)

 開放された福井県丹南地域のものづくりの工房で、伝統工芸の職人の技や産品に直接触れる体験型マーケット「RENEW(リニュー)」(10月19~21日)は今回、伝統工芸に限らずに食や教育、福祉、防災といった幅広い分野で地域を盛り上げる全国21プロジェクトの代表を招く特別企画を進めている。運営資金の一部をクラウドファンディングで10月4日まで募っている。

 RENEWは「持続可能な産地をつくる」を目標に、作り手やデザイナーらでつくる実行委員会が2015年から続けている。今年はエリアを中核の鯖江市河和田地区から越前市、越前町まで広げ、過去最多110社の工房・企業が参加する。

 全国のプロジェクトが集まる特別企画「まち/ひと/しごと ローカリズム・エキスポ・フクイ」は、さまざまな活動に取り組む当事者たちの思いに触れ、広く持続可能な地域や暮らしのあり方を考えることが目的。18~21日にうるしの里会館(鯖江市)で各プロジェクトの商品販売や展示、ワークショップ、トーク会を展開する。

 東北から九州までの特色あるプロジェクトが集まる。いずれも地域に根付くものづくりや歴史、文化、農業などと新たな発想やデザイン力を掛け合わせ、持続可能な仕組みを作って全国的に注目を浴びている。

 今回の特別企画は県の認定を受け、ふるさと納税を活用できる。寄付金のうち自己負担の2千円を除いた金額は、住民税などから差し引かれるメリットがある。返礼品には、丹南の伝統工芸品などが用意されている。

 【参加プロジェクト】山の形(山形)、HUMORABO(東京)、tokyobike/HAGISO(同)、ハタオリマチフェスティバル(山梨)、hickory03travelers(新潟)、パンと日用品の店「わざわざ」(長野)、HATCHi金沢―THE SHARE HOTELS(石川)、Next Commons Lab加賀(同)、XSCHOOL(福井)、Hana道場(同)、graf(大阪)、Co.to.hana(同)、防災ガール(滋賀)、仕立屋と職人(同)、中川政七商店(奈良)、TRUNK DESIGN(兵庫)、シーラカンス食堂/MUJUN(同)、RDND(徳島)、うなぎの寝床(福岡)、熊本地震ブルーシードプロジェクト(熊本)、東シナ海の小さな島ブランド社(鹿児島)

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