建て替えられた白駒荘の新館。食堂の大型の窓からは白駒の池が見える

建て替えられた白駒荘の新館。食堂の大型の窓からは白駒の池が見える

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「白駒荘」新館、2日始動 火災で全焼、小海の山荘

信濃毎日新聞(2018年10月2日)

 北八ケ岳・白駒の池(白駒池、標高2115メートル)のほとりにあり昨年の大みそかに火災で全焼した山荘「白駒荘」(小海町)の新館の建て替えが終わり、2日から営業が始まる。1922(大正11)年に創業し、長年登山者らに親しまれてきた同山荘が9カ月ぶりに元の営業形態に戻る。

 白駒の池は原生林の中にある天然湖。約500種類のコケが生えた「苔(こけ)の森」に囲まれ、地域の重要な観光資源になっている。同山荘は火災後、一時営業を停止したが4月下旬に延焼を免れた本館で営業を再開。しかし、宿泊客以外も利用できる食堂があった新館がなくなり、利用者数の減少につながっていた。

 完成した新館は、全焼した建物があった場所に建て替えた木造2階建てで、延べ約460平方メートル。12の個室があり、広間も合わせて最大約70人が宿泊できる。かつての新館にもあった喫茶やランチ営業をする食堂もあり、火災に備えて館内約30カ所にスプリンクラーも設置した。

 1日は関係者約200人を招いて完成式が開かれる予定だったが、台風24号の影響で中止に。社長の辰野広茂さん(50)は「応援にお礼をしたかったので非常に残念」とし、「恩返しのためにも、おもてなしを通じて白駒の池が素晴らしい場所だと多くの人に思ってもらえるようにしたい」と話した。

 2日から食堂の営業を、3日から宿泊の営業を始める。問い合わせは同山荘(電話090・1549・0605)へ。

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