新潟県 佐渡 祭り・催し

縄文の美国宝級も展示 佐渡博物館 10月6日から

新潟日報(2018年10月5日)

 佐渡市の「長者ケ平遺跡」や、糸魚川市の「六反田南遺跡」など、縄文時代の火焰型土器や石器、土偶などを集めた巡回展「縄文の造形美」が6日、八幡の佐渡博物館で始まる。

 県埋蔵文化財センターと市などが主催。佐渡と糸魚川、村上、魚沼各市の出土品を展示する。佐渡の出土品には、東北や関東、中部と交流があったことを示す特徴が残る。六反田南遺跡の出土品は2016年に全国の展示場を巡回した国宝級の名品で、流麗な造形美が見どころとなっている。

 入館料500円。12月16日まで。10月28日午前11時~正午と、午後3時~4時、展示解説がある。

 関連イベントとして21日午前10時半から、佐渡の縄文遺跡や六反田南遺跡などをテーマにした講演会を、八幡の市消防本部の多目的ホールで開く。入場無料。28日には、午前9時半と午後1時半の2回、勾玉(まがたま)つくり体験が佐渡中央会館である。参加費は400円で、12日までに申し込む。

 問い合わせは市教委、0259(52)2447。

 同展は佐渡博物館の後、12月21日から来年3月24日まで、新潟市秋葉区の県埋蔵文化財センターでも開かれる。

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