下伊那郡豊丘村神稲の「豊丘ダリア園」で、ダリアの花が見頃を迎えている。約20アールの園内に大きさや色合いもさまざまな150品目ほどのダリアが一斉に咲き誇り、訪れた人の目を楽しませている。
ダリア園は広域農道(通称・南信州フルーツライン)沿いにあり、地元の片桐秀幸さん(63)、澄子さん(59)夫妻が6年ほど前から、遊休地を借りて趣味で手入れを続けてきた。
ピンクやオレンジ、白、黄など色とりどりで、球状のかわいらしい花、人の顔ほどの大輪も。「ガールズトーク」「ルンルン」といった、それぞれのユニークな品名も分かるように看板を付けている。
一般開放して3年目。100円で10本まで摘み取ることができる。最近はフラワーアレンジメントに使う人の訪問が増えているといい、澄子さんは「喜んでもらえるのが一番うれしい」と話す。見頃は今月下旬まで。入園の際、維持協力金として1人200円を募っている。