特設水上舞台で万葉集を歌い継ぐ参加者。夜は部隊が水面に鮮やかに映った=高岡古城公園

特設水上舞台で万葉集を歌い継ぐ参加者。夜は部隊が水面に鮮やかに映った=高岡古城公園

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高岡万葉まつり開幕 3昼夜4516首歌い継ぐ

北日本新聞(2018年10月6日)

 高岡市の秋の風物詩「高岡万葉まつり」が5日開幕し、万葉集全4516首を3昼夜かけて歌い上げる「万葉集全20巻朗唱の会」が高岡古城公園の特設水上舞台で始まった。7日まで県内外の2千人以上がリレー形式で歌い継ぐ。

 高岡は奈良時代の万葉歌人、大伴家持が越中国守として赴任した万葉集ゆかりの地。まつりは万葉集に親しんでもらおうと実行委員会が毎年開いている。

 開会式では高橋正樹市長があいさつ。石井隆一知事らが祝辞を述べた。朗唱に先立ち、可西舞踊研究所とかたかご幼稚園・保育園の園児によるアトラクションもあった。

 中西進高志(こし)の国(くに)文学館長、高橋市長、坂本信幸市万葉歴史館長がオープニングで朗唱した。特別朗唱では万葉集ゆかりの地の市長や石井知事らが万葉衣装に身を包んで歌を披露した。市民グループや地元の園児らが順番に情感を込めて万葉集を詠み上げた。

 夜には水上舞台や遊歩道などがライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれた。会期中は茶会や山野草展、写真展、飲食物の販売など多彩なイベントを実施する。

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