「2018となみ夢の平コスモスウォッチング」が6日、砺波市五谷のとなみ夢の平スキー場で開幕し、ゲレンデを彩る100万本の花が家族連れらを魅了した。コスモスの大迷路を設け、20日はウサギやリクガメなどと触れ合える移動動物園を開催する。21日まで。
地元の五谷観光企業組合や栴檀山(せんだんやま)自治振興会、市などでつくる実行委員会(山本信一会長)が毎年開いている。
6月に、ゲレンデ2・4ヘクタールに6品種の種をまいた。現在は3割程度が開花し、13、14日ごろにピークを迎える見通し。
開会式で山本会長が「じゅうたんのようなコスモス畑や秋の味覚を楽しんでほしい」と呼び掛け、満保秀雄同振興会長もあいさつ。夏野修市長と川岸勇市議会議長が祝辞を述べた。種田保育所の園児9人が踊りと歌を披露し、テープカットとともに園児が空に風船を飛ばした。
来場者は迷路に入ったり、スキーリフトに乗ってコスモスを眺めたりした。となみブランドの「せんだん山そば」「ふく福柿」のほか、イワナの塩焼きなども並んだ。
入場無料で、期間中の土、日曜と祝日は交通整理料(普通車500円)が必要。日曜と祝日は会場と庄川水記念公園、JR砺波駅をそれぞれ結ぶ無料シャトルバスを運行する。