のらくろの魅力や漫画家人生について語る山根さん(左)

のらくろの魅力や漫画家人生について語る山根さん(左)

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「のらくろ」の世界紹介 朝日町ふるさと美術館郷土作家企画展

北日本新聞(2018年10月7日)

 朝日町ふるさと美術館の郷土作家企画展「のらくろトリオと田河水泡の世界展」は6日、同町東草野の同館で始まった。漫画家の故田河水泡さんから「のらくろ」の執筆権を継承した山根青鬼さん(東京)が自身の漫画家人生について語った。12月2日まで。

 青鬼さんは戦時中、旧泊町(現・朝日町泊)に疎開し、1949年から双子の弟の山根赤鬼さん(故人)と「北日本少年新聞」に連載した漫画でデビューした。89年、兄弟と永田竹丸さんの3人が「のらくろトリオ」として田河さんから執筆権を譲り受けた。

 企画展では原画など500点以上の資料を紹介。来場した青鬼さんは町民らと見て回り「『のらくろ』を含め数多くのキャラクターを描いてきたが、個性がないと漫画は売れない。絵を見るだけで作者名が分かるようにならないといけない」と話した。「あさひまち」の文字を使い盆踊りを描いた83年の自作をその場で手直しする場面もあった。

 開会式で青鬼さんと笹原靖直町長、加藤好進町議会議長、大割北日本新聞新川支社長がテープカットした。町、町教委、町文化・体育振興公社主催、北日本新聞社共催。

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