先行販売された「富富富」の新米を受け取り、笑顔を見せる来場者=県民会館

先行販売された「富富富」の新米を受け取り、笑顔を見せる来場者=県民会館

富山県 富山・八尾 祭り・催し グルメ 特産

「富富富」お待たせ先行販売会 30分で500袋完売

北日本新聞(2018年10月10日)

 富山米の新品種「富富富(ふふふ)」が11日に全国一斉発売されるのを前に、県は8日、県民会館で先行販売会を開いた。期待の新品種をいち早く味わおうと、販売開始の5時間以上前から並んだ人もおり、限定500袋は30分で完売した。「この日を楽しみにしていた」「今すぐ炊きたい」。来場者は待望の新米を手に、「ふふふ」と笑顔を弾ませた。

 6日に精米されたばかりの新米を用意し、1袋2キロ入りを1200円に設定した。台風25号の影響で、直前に日程と場所が変更になったにもかかわらず、午後1時のイベント開始を前に会場は長い列で埋め尽くされた。

 「誰よりも先に食べたくて」。富山市新屋の村西枝里子さん(41)は午前8時前に会場に一番乗りした。富富富の品質の良さを報じる新聞記事を読み、先行販売を心待ちにしていたという。「まずは白いご飯でいただきます」と笑顔を見せた。

 家族と一緒に約2時間並んだ富山市呉羽町の田中成生(なるみ)ちゃん(4)は、購入した2キロ袋を抱えて「おなかすいた」とにっこり。母親のかさねさん(28)は「塩むすびが大好きなので、帰ったらすぐに炊きます」と話した。

 石井隆一知事、伊藤孝邦県JA中央会長、細田勝二全農県本部運営委員会長が来場者1人1人に富富富を手渡した。知事は「皆さんが待ちきれない様子なのを見てうれしくなった。11日の一斉発売に向けて良いスタートが切れた」と語った。

 会場ではCMキャラクターを務める女優の木村文乃さんから届いた「とりこになること間違いなしです」とのビデオメッセージが披露された。

 デビューの11日には県内の主なスーパーの店頭に並ぶ。県は発売に合わせて、東京の日本橋三越本店や日本橋とやま館で記念イベントを開催する。

富山・八尾 ニュース